2025年度の始まりですね!
こんにちは。
2025年度に入り、新たな環境、新たな出会い、新たなアイデアなどなど、目に映るさまざまを前に胸を膨らませる、あるいは緊張するなど、
ここで襟を正す4月ではないでしょうか。
年度末を機に辞めた社員Aさんがいました。
彼は息子より若く、会社に入って在籍1.2年ほどでしょうか…仕事はテキパキしていて、愛想はあまりないのですが、数年したらリーダーにでもなるのだろうと思っていたので、退職の話しをしてくれたとき、とても驚いたわけでした。
わたしは、とかく息子と同年齢の人に対して、彼彼女らが元気に活躍できるようにという思いがあって…というか、この思いは全く不要なのですが、つい母の心で見てしまうのです。
例えば、自分たちの母親と同じくらいの人と話しても面白くないだろうと思い、若者たちが話しているとすーっと下がり、わたしがこの若者たちのためにも!という独りよがりな思いで頑張ってみたり…しかし、結局、若者社員に頼らないと対処できないことに遭遇したり。(;^_^A とにかく不要な母心なわけです。
社員Aさんからわたしに「佐藤さん、次はいつ出社ですか?」と聞いてきました。
わたしは、内心、愛想のない社員Aさんがわたしの次の出社を聞いてくるだなんて…と驚きました。特にこれまでもお別れのご挨拶を言われるほど、話しが盛り上がったことも別段なかったと思ったからでした。 結局、聞いてきたその日が対面する最後の日だとわかったとき、突然、彼がわたしに深々と頭を下げて
「お世話になりました。色々ありがとうございました。」と言ってきたのです。ここまでの光景は当然の出来事なのですが、
わたしは瞬間<心を開いていなかったのはわたしの方だ!>と思ったのでした。母心とか何とかいいながら、わたしは自分から引いていた…彼はわたしを年齢や仕事場での立場関係なく、一人の人として見てくれていて、仲間として迎えてくれていたんだ~~という思いが、はいってきて、流れ、目が覚めたのでした。
ここで、このタイミングで気づけたことに…改めて感謝し、彼と握手でもって、お別れを言い合ったとき、彼の次なる明るい道が見えたかのようで、大丈夫だというはなむけを捧げられたかのようで嬉しくなりました。
皆さんにとっての今の出会いは??……気づきの春をご一緒しましょう♪